睡眠の質が上がったと感じた方法 ― 鼻炎対策で夜中の鼻づまりを改善した僕の体験談

睡眠参考

鼻炎で睡眠の質が下がっていた僕

かつての僕は寝ていると何度も途中で起きてしまっていました💦

その原因のひとつは鼻炎による鼻づまりです。

僕は花粉症持ちで、乾燥やハウスダストでもすぐに鼻が詰まります。特に夜中は鼻づまりで目が覚めてしまうことが多く、睡眠が浅くなっていました。

夜中に鼻づまりで目が覚める原因と対策を考えた

眠っている途中で鼻が詰まると、呼吸が苦しくなり目が覚めます。「夜中に鼻づまりで目が覚めている」と自覚したことが頻繁にあり、これが原因で睡眠の質を大きく下げていました。

最初は「ナザール」などの血管収縮性の点鼻薬を使いました。即効性があって一時的に呼吸が楽になりますが、使い続けると効果が弱まり、そのうち寝ている途中で効果が切れてしまうようになりました。

結局、夜中に再び鼻づまりで目が覚めてしまい、根本的な解決にはなりませんでした。

そこで本格的に「鼻炎をどうにかしないと睡眠の質は改善できない」と思い、いくつかの対策を試しました。

睡眠改善を実感した鼻炎対策

鼻粘膜のレーザー治療

長年悩んでいた鼻炎に対して、思い切ってレーザー治療をしました。鼻粘膜をレーザーで焼くと、しばらくの間は花粉などに対してアレルギー反応が出にくくなるのです。

手術後は鼻の通りが劇的に良くなり、呼吸がしやすくなったことで以前よりはよく眠れるようになりました。

ただし効果は永続的ではなく、半年ほどすると鼻づまりが再発しましたが、「鼻の通りが睡眠の質に直結する」という気づきを得られたのは大きかったです。

ただし、費用は10,000円ほど。決して安くありません。

加湿機能付き空気清浄機で乾燥とハウスダスト対策

僕の鼻炎の原因は乾燥やハウスダストです。そこで寝室に加湿機能付き空気清浄機を導入しました。乾燥やホコリを減らすことで、夜中に鼻が詰まる回数が少し減り、これは効果があったなと感じています。

部屋の臭いも抑えてくれるので、清潔感を保ちたい人にもオススメできます!

花粉の季節はステロイド点鼻薬を活用

鼻粘膜のレーザー治療をしたものの、半年くらいで効果が切れてしまいました。

そのため、花粉症シーズンは特に鼻づまりがひどく、夜も眠れなくなりました。そこで取り入れたのがステロイド点鼻薬です。

ステロイドタイプの点鼻薬について

血管収縮性の点鼻薬と違い、ステロイド点鼻薬は即効性は弱いですが、何日か使用すると徐々に炎症反応を起こしにくくなり、持続的な効果が得られるようです。僕の場合は花粉の季節にこれを使うことで、夜中に鼻が詰まって目が覚めることがかなり減りました。

ただし、1年間で合計3ヶ月以上の使用はNGなど、使用上の注意点が書かれてたりします。なので、「花粉シーズンだけ使う」など、ピンポイントで使うようにしています。

横向きで寝るだけでも鼻づまりが和らぐ

寝る姿勢も工夫しました。仰向けだと鼻が詰まりやすいのですが、横向きで寝ると呼吸が少し楽になり、寝付きやすくなります。結局寝ている時に姿勢が変わってしまいますが、手軽にできる工夫で、入眠が楽になるといった効果がありました。

ビタミンDの摂取

栄養面でも試していることがあります。それはビタミンDを摂取することです。

ビタミンDは次のようにして摂っています。(摂取上限があるので、サプリを使う場合は超えないように気をつけます。)

  • 日中に日光を浴びる(日光により体内でビタミンDが作られる)
  • きのこや鮭など、ビタミンDを含む食材を意識的にとる

山本義徳さんの『アスリートのための最新栄養学(下)』でビタミンDと免疫機能の関係を読み、他の記事でも同様の内容を見かけたのがきっかけです。ビタミンDには自己免疫の調整作用があるようです。花粉症も自己免疫疾患の一つ。なので、効果がある可能性があるとのこと。

正直、実際に効果があるかはわかりません。

まぁ、そういった効果を期待するよりも、ちゃんと日光に浴びることは生活リズムを整える意味でも良いので、ついでに取り入れるという感覚でやっています。

鼻炎対策で感じた睡眠の質の変化

ここまでの鼻炎対策を行なった結果、明らかに夜中に鼻づまりで目が覚める回数が減ったのを実感しています。というか、鼻詰まりが原因で目が覚めてしまった記憶は無くなりました。

もちろん、すべての人に同じ効果があるわけではありません。ただ僕にとっては「鼻炎対策が睡眠改善のうちの一つだった」と実感しています。

鼻炎対策は睡眠の質改善に直結する

睡眠の質を高めるために、枕や寝具、寝る前の習慣に注目されることが多いと思います。僕も試しましたが、特に大きな効果を感じたのは鼻炎対策でした。

鼻粘膜の手術、空気清浄機、ステロイド点鼻薬、横向きで寝る工夫、さらに日光や食生活への意識。これらを組み合わせることで、「少しは眠れる感覚」を取り戻すことができました。

あくまで僕の体験談ですが、「鼻の通りを改善すると眠りが変わるかもしれない」と知ってもらえたら嬉しいです。

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